No English edition available at this moment.
無印良品 x 深澤直人 x SF
無印良品が生まれたのは私が中学か高校の時。その当時は美大の付属生でしたが、デザインにどのくらいセンセーションを感じていたかはわかりません。でも思うのは、若い世代にとって、自分の部屋や一人暮らしの空間をデコレートするのに、MUJIはお値段もお財布の予算圏内で「おしゃれな」ものが必ず見つけられるブランドだったと思います。
現在アメリカには9店舗あるそうで、もうすぐスタンフォードに10軒目が開き、来年にはNYに5番街に大きなお店が開くそうです。
「MUJI」は日本である音、形、コンセプトがそのままアメリカに輸入され多くの人に理解されるブランドですね。
本日はデザイン界では名高い深澤直人氏による、MUJIのスタンフォード店のLaunchの一環のイベントとしてサンフランシスコでtalkがありました。深澤氏はサンフランシスコのデザインオフィスIDEOでその昔お仕事をされていたのち、IDEO東京社の設立もされたりと、サンフランシスコ、ベイエリアにはゆかりの深い方です。それゆえに、今日はゲストとしてIDEOのCEO、Time Brown氏もイベントで一役。
“Objective Thinking” と題された深澤氏のプレゼンテーションはとても楽しいものでした。個人的に感じたのは、やはりこのMUJI的なデザインは日本人のカルチャー、生まれついた日本の環境あって、喜ばれるものではないかと思います。アメリカでは、コンセプト、そして一個一個のデザインを評価されることあっても、実際に買う一人一人の消費者がそのMujiのコンセプトに日本人のように生活レベルで共感はすることはないのではないかと思います。
深澤氏のプレゼンテーション、所々でお茶目なところがありとっても楽しいものでした。